デンカの「ESG」に対する取組み

 今日、グローバル化、情報化が進み、「ESG(環境・社会・ガバナンス)」に対する社会的要請は、国内外でますます進んでおり、2015年に国連サミットで国際社会共通の目標として採択されたSDGs(持続可能な開発目標)などの課題に取り組むため、今まで培った技術、人財、そしてみなさまとの信頼関係を、進化させることが重要となっております。
 デンカは、非常に幅広い事業領域を有するユニークな化学メーカーとして、地道な研究開発や保安活動、長期的な視点に基づく設備投資や人財育成、お取引先や地域社会との信頼関係などを積み重ねてまいりました。
 この積み重ねをふまえ、2017年4月、社会からの期待に応え、信頼される企業グループとして、健全なる持続的成長を目指すための重要な課題をCSR課題(マテリアリティ)として選定し、「ESG」に対する取組みを進める上で、キーとなる活動の指針を整理しました。
 デンカは、マテリアリティへの取組みを進め、社会的責任を遂行することで、企業理念“The Denka Value”を実現することを目指してまいります。

デンカのCSR最重要課題(マテリアリティ)

 コーポレート・ガバナンス、信頼される企業活動()については、「デンカのコーポレートガバナンスに対する取組み」に、働くひとの幸せ()については、新経営計画「Denka Value-Up」の下部「デンカのダイバーシティへの取組み」に記載しておりますが、ここでは、記載しきれなかった取組みを中心にご紹介いたします。

 環境の保全

 製品・技術

 社会との対話 パートナーシップ

 Toyokalon(トヨカロン)は、デンカが世界に先駆けて工業化した塩ビ(PVC)繊維でできた、頭髪装飾製品用合成繊維です。デンカは、輸出をはじめて30年以上、最終消費地のアフリカの女性やアフリカ系アメリカ人の女性のニーズにあった製品の提供に努めてまいりました。
 昨年5月8日、アメリカのBCI美容学校と共同で、母の日のイベントとして3Wプロジェクト(Wigs for WonderfulWomen)を開催し、ワシントンホスピタルセンターのがん患者の方々50名を招待し、「We care」のスローガンの下、Toyokalonやより人毛に近づけたLuxeena(ルクシーナ)を使用したウィッグをプレゼントするとともに、美容学校生によるヘアーショーを開催しました。この活動は、本年2月にも実施しており、継続していく予定です。
 今後もデンカは、社会貢献活動を積極的におこない、多くのステークホルダーとの信頼関係の構築に取り組んでまいります。

3Wプロジェクトでのヘアーショーの様子

2018/06/21 12:00:00 +0900
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