第56期定時株主総会招集ご通知 証券コード : 4709

事業の経過およびその成果

 当連結会計年度における当社グループの業績は、システムマネジメント(注)、サイバーセキュリティ・コンサルティング・教育およびITインフラが堅調に推移したため、売上高は326億80百万円(前年同期比5.1%増)となりました。

 収益面においては、従業員への還元などを進めたものの、増収にともなう増益や、利益率の高いDX関連ビジネスの拡大などがあり、営業利益は27億69百万円(同14.2%増)、経常利益は28億60百万円(同14.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は17億77百万円(同26.7%増)となりました。EBITDAは、34億21百万円(同12.8%増)となりました。

 これにより、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は3期連続で増収増益となり、いずれも過去最高を更新しました。

注)当連結会計年度より、従来のサービス名「システム運営管理」を「システムマネジメント」に変更しています。なお、サービス名の変更は事業内容の変更をともなうものではありません。

事業別の概況
 事業別の概況は、以下のとおりです。


システムマネジメント


お客さまのITシステムの運営・管理、オペレーション業務

 大手ITベンダーへの営業強化による新規案件の受注や既存取引の拡大などにより、売上高は145億93百万円(同7.0%増)となりました。



ソフトウェア開発


お客さまの経営戦略に基づくシステム化計画、設計開発、運用保守、プロジェクト管理支援業務

 一部案件の終了があったものの、大手ITベンダーへの営業強化による取引の拡大や、公共および金融関連顧客における受注拡大などにより、売上高は115億73百万円(同1.0%増)となりました。



ITインフラ


お客さまのITプラットフォームの設計、構築、運用、保守業務

 金融関連顧客における大型案件の受注や、大手ITベンダーにおける取引の拡大、運輸および製造関連顧客における受注拡大などにより、売上高は28億62百万円(同10.0%増)となりました。



サイバーセキュリティ・コンサルティング・教育


セキュリティ製品の販売、セキュリティシステム構築・導入支援・運用
業務改革(BPR)、ITガバナンス、ITSMやプロジェクト管理に関するコンサルティングおよびトレーニング業務

 大型サイバーセキュリティ案件の構築が終了し、今期保守フェーズへ移行したことによる反動減があったものの、コンサルティングにおける受注拡大、サイバーセキュリティにおける新規案件の獲得などにより、売上高は33億19百万円(同13.1%増)となりました。



その他


ネットワークセキュリティ、コンサルティング以外の製品販売
事務代行、人材採用・トレーニング、市場調査、情報収集業務等

 製品販売における受注拡大があったものの、一部案件のサービス区分変更の影響などにより、売上高は3億31百万円(同29.1%減)となりました。


⑵設備投資の状況
当連結会計年度において、重要な設備投資はありません。

⑶資金調達の状況
当社グループは、資金調達の機動性と効率性を高めるため、当連結会計年度末時点において取引銀行5行と総額41億円の当座貸越契約を締結しています。なお、当連結会計年度末における借入実行残高は22億円です。

⑷事業の譲渡、吸収分割または新設分割の状況
該当事項はありません。

⑸他の会社の事業の譲受けの状況
該当事項はありません。

⑹吸収合併または吸収分割による他の法人等の事業に関する権利義務の承継の状況
該当事項はありません。

⑺他の会社の株式その他の持分または新株予約権等の取得または処分の状況
該当事項はありません。

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2024/06/21 12:00:00 +0900
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