対処すべき課題

 当社グループの業績は国内製造業の設備投資と生産活動に依拠しておりますが、国内製造業の少子高齢化に伴う国内市場縮小を見越し、地産地消の考えに基づいて海外への生産移管をますます加速していることから、この変化への対応が最も重要な経営課題となっております。
 当社グループは、2021年度より中期3ヵ年計画「GP2023」を下記のとおり策定し、経営課題の解決と経営目標の達成に全社一丸となって取り組んでまいります。

GP2023(Rix Growth Plan)

Ⅰ.ビジョン
 リックスグループは、“販売・技術・製造・サービスの高度な融合“とパートナーとの“協創” により、世界の産業界の課題解決のためのソリューションを提供します。

Ⅱ.目標
 2023年度連結経常利益35億円の達成

Ⅲ.方針

1.ビジネス領域の拡大

  1. 現状の業界・業種の拡大
    (顧客開発部門への複合型メーカー商社※1機能の強化)
  2. 成長分野の開拓
    (車の電動化、再生エネルギー、医薬・化粧品、建機等の新規顧客開拓と流体制御技術を軸とした新商品・新製品・新サービス開発強化)
  3. 海外展開の強化(北米、中国、インドの事業強化)

2.収益性の向上

  1. 事業活動の高効率化(DXの推進)
  2. オリジナル品※2比率の向上(新製品・新商品開発)

3.人材・組織の革新

  1. ライフ・ワーク・バランスの充実
  2. Rixing Action※3を実践できる人材の育成、定着
  3. 社内外協創を実現する組織の構築

4.ステークホルダーリレーションの向上

  1. CSV-Creating Shared Value(リックスのビジネスを通じた社会貢献)活動の推進
  2. ステークホルダーとのコミュニケーションの強化

※1 複合型メーカー商社とは、モノ売りだけではなく、お客様のモノづくりのプロセス全体(企画、開発、生産技術、製造現場、保全、廃棄)に対応できる機能(試作・開発支援、メンテナンス、据付、再生・廃棄、運用等)を持ったメーカー商社のこと。

※2 オリジナル品とは、リックスグループのみから提供できる商品・製品・サービスまたはその組み合わせのことをいう。

※3 Rixing Actionとは、RIXの経営理念・行動指針、社風・歴史、ビジネスモデル等を表す総称であり、脈々と受け継がれてきたもの。

前の項目へ
2022/06/23 11:00:00 +0900
外部サイトへ移動します 移動 ×

カメラをかざして
QRコードを
読み取ってください

{{ error }}