監査役 鍋島 英幸氏は、本総会終結と同時に任期満了となります。
つきましては、監査役1名を選任いたしたく、その候補者は次のとおりです。本議案の提出につきましては、監査役会の同意を得ています。
なお、監査役会の構成と監査役候補者の選任方針・手続は、取締役会の諮問機関であるガバナンス・指名・報酬委員会で審議し、取締役会で次のとおり決定しています。
監査を通じて会社の健全な経営発展と社会的信頼の向上を実現するため、社内及び社外から、監査に必要となる豊富な経験と高度な専門性を有する者を複数選任しています。
具体的な監査役候補者の選任方針は、監査役(社内)として、全社経営や財務・会計・リスク管理その他の知識・経験を持つ者から選任しています。また、社外監査役として、様々な分野に関する豊富な知識、経験を有する者から選任しています。
原則として、監査役の総数は5名とし、そのうち社外監査役が過半数を占める構成としています。
上記の方針を踏まえ、社長が常任監査役と協議の上、監査役候補者の選任案を作成し、ガバナンス・指名・報酬委員会による審議を経て、監査役会の同意を得た後、取締役会で決議し、株主総会に付議することとしています。
昭和29年6月29日生 63歳
50,000株
高砂熱学工業(株)社外取締役(平成30年6月退任予定)
財務・会計関連業務に従事し、主計部長等の要職を経て、平成25年4月から平成28年3月まで、コーポレート担当役員(CFO)として、全社経営、財務・会計において三菱商事の企業価値向上に貢献してきました。三菱商事における豊富な業務経験と、財務・会計等に関する知見を有していることから、監査役候補者としました。
※1 本議案をご承認いただいた場合。
※2 本総会終結後の監査役会にて常任監査役に選定予定。
62歳
監査役
6年
〇
総合商社が変化の激しい時代を生き抜き、持続的に成長していくためには、スピード感のある果断な経営判断としっかりとしたリスク管理が不可欠です。その「攻めと守り」を支える基盤がコーポレート・ガバナンスであり、監査役にもその双方に目配りした行動が求められます。私は弁護士としての実務経験を活かしつつ、三菱商事のステークホルダーの代弁者として、積極的に現場に足を運び、能動的に意見を述べていきたいと考えています。
66歳
監査役
2年
-
三菱商事は「経済価値」「社会価値」「環境価値」を追求するとしています。グローバルな厳しい競争下でそれらの目標を掲げる経営陣の責務は極めて重い、と受け止めています。その意味で、誠実な経営者が適切なガバナンス体制下でコンプライアンスを遵守して経営を行うことの意義は大きいと思います。私は、監査役として、会計基準開発の経験等を活かし、特に、三菱商事の開示等が適切に行われることをモニターします。
60歳
監査役
2年
-
サステナブルな経営には、高い志のもと社会の価値観に照らして自らの行動を律するとともに、社会の中でビジネスを通じた継続的な貢献が求められます。三菱商事は、まさにその実践を通じて、社会との高い信頼関係を築いてきています。私は、SDGs等のグローバル社会の課題解決の要請を踏まえつつ、多様なステークホルダーの視点からリスクのアンテナを高く張り、ガバナンスの更なる充実に力を尽くしていきたいと思います。