事業報告

報告セグメント別の状況(注1)(注2)

国内通信事業

主な事業内容(2017年3月31日現在)

  • 移動通信サービスの提供および携帯端末の販売
  • 個人顧客向けのブロードバンドサービスの提供
  • 法人顧客向けの固定通信サービスの提供

売上高は3兆1,938億円(前年度比1.6%増)、セグメント利益は7,196億円(同4.5%増)となりました。移動通信サービスが減収となったものの、「SoftBank 光」の契約者数の増加がブロードバンドサービスの増収に寄与したほか、スマートフォンの販売手数料の平均単価が減少し、セグメント利益の増加に貢献しました。

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スプリント事業

主な事業内容(2017年3月31日現在)

  • 米国での移動通信・固定通信サービスの提供
  • 米国での携帯端末の販売やリース、アクセサリーの販売

売上高は3兆6,234億円(前年度比6.4%減)となりました。為替換算レートが2015年度から円高となったため円ベースの売上高は減少となったものの、ドルベースでの売上高は1,167百万米ドル(3.6%)増加しました。大規模なコスト削減を進めた結果、セグメント利益は1,864億円(同203.2%増)となりました。

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ヤフー事業

主な事業内容(2017年3月31日現在)

  • インターネット上の広告事業
  • イーコマース事業
  • 会員サービス事業

売上高は8,535億円(前年度比30.9%増)、セグメント利益は1,898億円(同14.8%減)となりました。広告収入が増加したほか、アスクル㈱の子会社化(2015年8月)などによりショッピング関連の取扱高も増加しました。セグメント利益の減少は、前年度にアスクル㈱の子会社化による企業結合に伴う再測定による利益(594億円)が含まれていたためです。

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流通事業

主な事業内容(2017年3月31日現在)

  • 海外での携帯端末の流通事業
  • 国内でのIT関連・携帯端末アクセサリーの販売

売上高は1兆2,954億円(前年度比8.8%減)、セグメント損失は100億円となりました。主に為替換算レートが2015年度から円高となったため減収となりました。また、ブライトスターに係るのれんの減損損失として303億円を計上しました。

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アーム事業

主な事業内容(2017年3月31日現在)

  • マイクロプロセッサーのIP(知的財産)および関連テクノロジーのデザイン
  • ソフトウエアツールの販売

売上高は1,129億円、セグメント利益は129億円となりました。

ロイヤルティー・ユニット(ARM Holdings plc(以下「アーム」)のテクノロジーを含んだチップ)の出荷実績は年々増加しており、同社がライセンスを供与したライセンシーからの報告に基づく出荷数(注3)は2016年10月1日から12月31日までの期間において51億個(前年同期は41億個)となりました。

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その他

主な事業内容(2017年3月31日現在)

  • 福岡ソフトバンクホークス関連事業など
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(注)

  • 各報告セグメントの売上高およびセグメント利益の構成比は、各セグメントとその他の売上高およびセグメント利益の合計額(調整額考慮前)を基にそれぞれ算出しています。
  • ARM Holdings plcの子会社化により、2016年度から「アーム事業」を新設しています。なお、アーム事業は、同社買収完了後の2016年9月6日からの業績を反映しています。
  • アームの出荷実績は出荷の発生から1四半期遅れで、ライセンシーより報告を受けています。