事業報告

報告セグメント別の状況(注1)

国内通信事業

主な事業内容

  • 移動通信サービスの提供および携帯端末の販売
  • 個人顧客向けのブロードバンドサービスの提供
  • 法人顧客向けの固定通信サービスの提供

積極的な先行投資施策に伴う通信料割引などの影響でセグメント利益は減少しましたが、スマートフォンや「SoftBank 光」の契約者数が着実に増加しています。また、年間5,000億円台のフリー・キャッシュ・フローも安定的に創出しています。

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スプリント事業

主な事業内容

  • 米国での移動通信・固定通信サービスの提供
  • 米国での携帯端末の販売やリース、アクセサリーの販売

新規顧客獲得のためのキャンペーン料金導入により、売上高が減少しました。一方、事業運営の効率化による大規模なコスト削減に、一時的な要因も相まって、セグメント利益は過去最高となりました。なお、スプリントは2017年度終了後の2018年4月29日(米国東部時間)、T-Mobile US, Inc.(以下「Tモバイル」)と合併に関する最終的な合意(注2)に至りました。

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ヤフー事業

主な事業内容

  • インターネット上の広告事業
  • イーコマース事業
  • 会員サービス事業

売上高は、広告関連売上高とイーコマース関連売上高が堅調に伸び、サービス開始以来、21期連続の増収となりました。一方、販売促進活動やデータドリブン化に向けた投資の増加により、セグメント利益は減少しました。

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流通事業

主な事業内容

  • 海外での携帯端末の流通事業
  • 国内でのIT関連・携帯端末アクセサリーの販売

ブライトスターの事業計画の見直しにより、同社に係るのれん等の減損損失505億円を計上しました。一方、ソフトバンクコマース&サービス㈱の業績は、法人向けPC・サーバー販売を中心に堅調に推移しました。

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アーム事業

主な事業内容

  • マイクロプロセッサーのIP(知的財産)および関連テクノロジーのデザイン
  • ソフトウエアツールの販売

2016年9月に買収したアームは、2017年度全期間にわたって業績を反映しています。研究開発強化のために、買収後は積極的に技術関連人員の採用を進めていることにより、セグメント損失となりました。

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ソフトバンクビジョンファンドおよびデルタファンド事業

主な事業内容

  • ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドによる投資事業

ソフトバンク・ビジョン・ファンドは2017年5月20日に大規模な初回クロージングを完了し、活動を開始しました。投資先のNVIDIA Corporation(以下「NVIDIA」)の株価上昇による株式評価益が貢献し、セグメント利益は3,030億円となりました。

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その他

主な事業内容

  • フォートレスによるオルタナティブ投資の資産運用事業
  • 福岡ソフトバンクホークス関連事業
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(注)1.各報告セグメントの売上高およびセグメント利益の構成比は、各セグメントとその他の売上高およびセグメント利益の合計額(調整額考慮前)を基にそれぞれ算出しています。
2.本取引は、スプリントとTモバイルの株主および規制当局の承認、その他の一般的なクロージング要件の充足を必要とします。