報告セグメント別の状況

ソフトバンク・ビジョン・ファンド等SBIAの運営するファンド事業

主な事業内容

▶ソフトバンク・ビジョン・ファンドによる投資事業

ソフトバンク・ビジョン・ファンドは2019年度末において88銘柄(注1)を保有しており、投資額は合計で750億米ドルに上ります。2019年度は複数投資先の公正価値の減少により1.9兆円の評価損失(純額)を計上した一方で、複数銘柄の一部株式などを売却し583億円の実現益を計上しました。


ソフトバンク事業(注2)

主な事業内容

▶日本国内での移動通信サービスの提供、携帯端末の販売、ブロードバンドなど固定通信サービスの提供
▶インターネット広告やイーコマースサービスの提供

コンシューマ向けサービスを中心とする通信事業が牽引し、増収増益を達成しました。なお、2019年6月にZホールディングス㈱(旧ヤフー㈱)がソフトバンク㈱の子会社となったほか、2019年12月、Zホールディングス㈱がLINE㈱との経営統合に関する最終契約を締結しました。

(注)
  1. エグジットした銘柄を除きます。
  2. ソフトバンク㈱によるZホールディングス㈱(旧ヤフー㈱)の子会社化にともない、2018年4月1日より、同社の業績をソフトバンク事業の一部として遡及して表示しています。

アーム事業

主な事業内容

▶マイクロプロセッサーのIPおよび関連テクノロジーのデザイン
▶ソフトウエアツールの販売、ソフトウエアサービスの提供

売上高は2018年度から2.0%の増加となりました。これは主に、第4四半期にライセンシーへの新テクノロジーの納入が順調に進み、ライセンス収入が増加したことによるものです。一方、セグメント利益は中国事業の合弁化にともない2018年度に計上した1,763億円の一時益がなくなった影響により、減少しています。


ブライトスター事業

主な事業内容

▶海外での携帯端末の流通事業

主に北米地域での減収にともない売上高は2018年度から11.8%減の9,554億円となりました。セグメント損益は、主に売上総利益率の改善と販売費及び一般管理費の減少により2018年度から181億円改善したものの、53億円の損失となりました。

その他

主な事業内容

▶スマートフォン決済事業
▶オルタナティブ投資の資産運用事業
▶ラテンアメリカにおけるファンド事業
▶福岡ソフトバンクホークス関連事業

スマートフォン決済サービスを手掛けるPayPay㈱が822億円の営業損失を計上しました。主に、ユーザー獲得と利用促進を目的とした大規模キャンペーンを実施したことによるものです。このほかラテンアメリカのファンド事業において622億円の営業損失を計上しました。

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2020/06/25 13:00:00 +0900
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