第63回定時株主総会招集ご通知 証券コード : 2678


当連結会計年度のeコマース事業については、システム障害の発生を受け、当社のWEBサイトでお客様からのご注文の受付を一時的に停止した影響により、売上高は3,930億84百万円(前期比16.8%減)、営業損失は162億70百万円(前期は営業利益142億55百万円)となり、減収減益となりました。
①売上高
a. ASKUL事業 2,829億48百万円
・システム障害の発生を受け、当社WEBサイト「ASKUL」および「ソロエルアリーナ」等のご注文の受付を一時的に停止したことにより前期比21.1%の減少
・システム障害発生直後の11月度(2025年10月21日から2025年11月20日まで)は前年同月度比94.5%減まで落ち込むも、迅速に物流システムを再構築して順次サービス復旧を進めたことにより、当第4四半期連結会計期間(2026年2月21日から2026年5月20日まで)では前年同期比11.4%の減少まで回復
b. LOHACO事業 280億84百万円
・システム障害の発生を受け当社WEBサイト「LOHACO」を一時的に停止した影響により前期比23.8%の減少
・2026年1月20日にサービスを再開し、当第4四半期連結会計期間では前年同期比2.5%増の伸長
c. グループ会社・内部取引消去 820億51百万円
・株式会社アルファパーチェス、フィード株式会社の売上高が堅調に推移し、前期比6.7%の伸長
②営業損失
営業損失は、162億70百万円(前期は営業利益142億55百万円)となりました。主に、売上総利益率が22.9%と前期比で1.9ポイント低下したこと、売上高販管費比率が27.0%と前期比で5.2ポイント増加したことによるものであり、要因は以下のとおりです。
・サービス復旧の過程で、利益率は低いもののお客様のニーズが高い商品(コピーペーパー等)の出荷を優先して進めたこと、サービスレベル復旧後に価格施策を含む大規模な販売促進活動を推進したこと等により、売上総利益率が低下
・システム障害の発生に伴う売上高の減少により売上高固定費比率が上昇したこと、一時的な手作業による入出荷業務をはじめとする物流効率の低下等により、売上高販管費比率が増加
・「ASKUL関東DC」の稼働により、立ち上げに係る一時コストや減価償却費等の固定費が増加(合計21億11百万円)




ASKUL LOGIST株式会社の当社グループ外の物流業務受託について、当社システム障害の発生を受け一時的に当該事業を停止した影響により、減収減益となりました。
この結果、当連結会計年度の売上高は62億76百万円(前期比23.6%減)、営業損失は11億99百万円(前期は営業損失2億99百万円)となっております。


嬬恋銘水株式会社での飲料水の販売が猛暑の影響もあり堅調に推移しておりましたが、当社システム障害の発生により当社WEBサイトが一時的に停止したことで、当社WEBサイトにて販売しておりました飲料水の売上が減少したこと等から減収減益となりました。
この結果、当連結会計年度の売上高は19億81百万円(前期比2.4%減)、営業利益は10百万円(前期比89.0%減)となっております。

当連結会計年度に実施いたしました企業集団の設備投資の総額は129億76百万円で、その主なものは以下のとおりであります。
① 当連結会計年度中に完成した主要な設備
ASKUL関東DC 新設(eコマース事業) 69億68百万円
基幹システムリプレイス(eコマース事業) 5億84百万円
② 当連結会計年度において継続中の主要設備の新設・拡充・改修
ASKUL事業 新アスクルWEBサイト構築(eコマース事業) 9億33百万円
株式会社アルファパーチェス MRO事業ソフトウエア開発(eコマース事業) 6億69百万円
当連結会計年度において、長期借入金60億96百万円を返済する一方、ランサムウェア攻撃によるシステム障害に伴う手元資金の流動性低下への備えおよび将来の成長資金等として、金融機関から短期借入金(純額)269億円、長期借入金40億円を調達しました。