第79回定時株主総会 招集ご通知 証券コード : 2811
カゴメ株式会社2023年度はコスト上昇により減益となる予想です。この厳しい状況にどう対応できるかは、2023年度の業績だけでなく、これからのカゴメの未来に大きな影響を与えるものであり、2つの重要課題を迅速に遂行していきます。
●2023年2月に、家庭用・業務用の一部商品の出荷価格を改定しました。新たな価格の定着に向け需要創造に取り組むとともに、引き続き、生産性向上、ロスの削減、原価低減活動などコスト削減に取り組みます。
●農産原料の安定調達力をさらに高めるため、グローバル調達ネットワークをより一層強化します。
●国際事業において、トマトペーストなど一次加工品の売上拡大、フードサービス向け二次加工品の新規顧客獲得など、さらなる成長を実現します。
海外での加工用トマトの原料受け入れ風景
●中長期的な成長につなげるため、厳しい経営環境下においても、強い意志を持って新しい事業の探索を継続します。
ACTION 1.
店頭に設置された「べジチェック®」
ACTION 2.
食育体験イベント「不思議の畑とトマトの樹」
ACTION 3.
既存事業を成長させていくオーガニック成長と、M&Aなどにより新たな経営資源を得ることで成長するインオーガニック成長の両面から持続的な成長を追求しています。
オーガニック(既存事業)の成長ドライバー
【国内加工食品事業】
主な成長ドライバーは、野菜摂取に貢献する事業です。中心となる野菜飲料では、最大のブランドである「野菜生活100」シリーズをリニューアルし、野菜配合量を従来の60%から70%に高めました。
【国際事業】
需要が高いトマトペーストなどの一次加工事業の安定生産を強化するとともに、外食需要の高まりを捉え、ピザソースなど二次加工事業での成長を狙います。
インオーガニック(新規領域)の進展
【プラントベースフード】
次の成長のタネとして、他社との協業による新たな価値の創出を進めています。㈱TWOと共同開発した「プラントベースオムライス」の発売や、不二製油㈱と共同開発した「SOVE®」ブランドの育成にチャレンジしています。
【農業サービス・アグリテック】
NECとともにAIを活用した加工用トマトの営農支援を行う合弁会社「DXAS Agricultural Technology LDA」をポルトガルに設立しました。
※詳しくは、招集通知19~20ページの「よくあるご質問にお答えします!」をご参照ください。
ACTION 4.