当期の当社グループの業績につきましては、以下のとおりであります。(注)
(注) 当社は、国際会計基準(以下、「IFRS」という)に準拠して連結計算書類を作成しております。
合成樹脂取引の減少やメタノール価格の下落などによる化学での減収や、海外石炭事業の販売価格下落などによる金属・資源での減少などにより、1兆7,548億25百万円と前期比5.5%の減収となりました。
収益の減少などにより、前期比204億62百万円減少の2,204億94百万円となりました。
一般炭炭鉱権益の売却などによるその他の収益・費用の増加があったものの、売上総利益の減益に加え、持分法による投資損益の減少などにより、前期比193億54百万円減少の755億28百万円となりました。
税引前利益755億28百万円から、法人所得税費用109億54百万円を控除した結果、当期純利益は前期比106億46百万円減少の645億73百万円となりました。また、親会社の所有者に帰属する当期純利益(以下、当期純利益)は前期比95億98百万円減少し、608億21百万円となりました。
在外営業活動体の換算差額やその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産(以下、FVTOCIの金融資産)や、当期純利益の減益などにより、当期包括利益は前期比573億9百万円減少し、23億61百万円の損失となりました。また、親会社の所有者に帰属する当期包括利益は前期比551億58百万円減少し、42億20百万円の損失となりました。