ボードメンバーが語る

「野菜の会社」として成長するために取り組むこと

2025年度までに「野菜の会社」になるという長期ビジョンの達成まで、5年を切りました。新型コロナウイルス感染症拡大により生活者の行動様式は大きく変化し、健康市場の競争が激化する中、カゴメは「野菜の会社」として勝ち残る強い会社となるために、スピードを上げて、着実に歩みを進めます。


20年度までの取り組みの遅れを反省しスピードを上げて「強い会社」へ

「野菜をとろうキャンペーン」は、賛同いただいた各業界の日本を代表する企業とコラボレーションし、国民一人ひとりの野菜との接点を増やしてきてはいますが、コロナ禍の影響で当初の計画どおりには進んでいません。また、オープンイノベーションの一つとしてたまねぎを生鮮から加工品までシームレスに提供する事業が形になりましたが、トマトに比べればまだ小さな一歩の段階です。21年度は、環境の変化を踏まえた上で自らを省みて今一度ゴールを見つめ直し、25年度の「野菜の会社」の達成に向けて、スピードを上げてアウトプットを出す知恵を絞っていきます。そして、その行為そのものがカゴメを「強い会社」に鍛え上げると考えています。


高まる野菜への期待を追い風に「野菜の会社」の実現に近づきます

新型コロナウイルスの感染拡大で、自分や家族の健康を食生活の改善で守るという考え方が浸透してきました。とりわけ野菜には免疫力の向上や栄養バランスの適正化などの期待がかかっています。この状況は日本の野菜不足を解決しようとしている当社の活動にとって追い風です。このチャンスに私たちは取り扱う野菜の品種を増やし、いろいろな加工形態、多様な市場・機会で提供することで、「野菜の会社」を実現してまいります。


多様化と多点化を進めて野菜とお客さまの接点を増やす


21年度は、能動的に働きかけることで、お客さま一人ひとりが野菜に触れる機会を多くつくり、健康寿命の延伸に寄与していきます。キーワードは「多様化」と「多点化」です。従来の商品形態に加えて、野菜を活用した多様な商品を開発し、昨年コロナ禍の影響で完遂できなかった首都圏市場、食品加工向け、そしてEコマース市場への営業力を強化し、野菜の接点を創造していくことで、お客さまの健康を支えてまいります。


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2021/03/26 12:00:00 +0900
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