トップが語る
第3次中期経営計画(2022-2025年)

10年間の中期経営計画とカゴメのありたい姿・ビジョン

第3次中期経営計画の基本戦略
基本戦略は「4つのアクションの有機的連携による持続的成長の実現」と定め、以下のアクションを実行していきます。

第3次中期経営計画の目標
毎年トップライン(売上収益)を成長させ、2022-2025年の平均売上成長率を2%以上とし、2025年の事業利益率7%以上を確保します

第3次中期経営計画の成長戦略(4つのアクション)
ACTION.1
野菜摂取に対する行動変容の促進
「野菜をとろうキャンペーン」を中心としてお客さまの野菜をとることへの行動変容を促進し、野菜摂取量の向上を目指します。野菜摂取量推定機「べジチェック® 」や健康サービスの提供、野菜に関心を持っていただくために野菜摂取のメリットやエビデンス情報などを発信します。「野菜の日(8月31日)」をターゲットに情報を確実に伝達するため、量販店およびEC、外食などとの連携を深めてお客さまとの接点を増やします。

22年度のコミュニケーションテーマは「野菜が好きだ」
ACTION.2
ファンベースドマーケティングへの変革
野菜摂取意欲の高まりをカゴメブランドの商品購買につなげるため、お客さまのカゴメブランドに対するロイヤリティを高め、成長を実現します。商品やカゴメ野菜生活ファーム富士見、食育などの幅広い事業活動を通じて、お客さまにカゴメが社会に貢献している意義・価値に共感していただき、商品への支持からブランドや企業として支持される関係性を強くしていきます。また、広告の表現やメッセージを一過性のものではなく、カゴメが持つ価値そのものの魅力を的確にお伝えするものとして、ブランドへの深い共感を生み出します。


ACTION.3
オーガニック・インオーガニック、両面での成長追求
内部資源や外部との連携を活用して、現在提供している商品やサービスを伸ばすことによるオーガニック(既存領域)成長を実現します。さらに、M&Aなどにより新たな経営資源を得ることでインオーガニック(新規領域)成長も追求していきます。

ACTION.4
グループ経営基盤の強化と挑戦する風土の醸成
国内原料の調達力の強化、長期的なリスクを見すえた原料調達地の分散をはじめとしたバリューチェーンの各種課題の対応に取り組みます。また、デジタル技術とデータの活用を進め、既存のビジネスモデルの変革や新たなビジネスの創出、革新的な生産性の向上に取り組み、競争優位を築きます。これからの成長のスピードを上げるため、多様な人材を活かす取り組みを強化するとともに、働きがいを高める環境づくりを進めます。