ボードメンバーが語る

第3次中期経営計画のスタートにあたって

2016年からの過去6年間にわたる第1次、第2次中期経営計画での取り組みを通し、カゴメのありたい姿に対して十分できていること、より注力すべきことが明確になりました。第3次中期経営計画では、食を通じた社会課題の解決による持続的な成長を確実なものとするため、これまで積み上げたリソースをフル活用して目標の達成に邁進いたします。


今一度初心に帰り「野菜の会社」の達成に向け着実に前進します

2022年は、10年にわたる経営計画のゴールに向けラストスパートをかけるタイミングです。2年前から取り組んでいる「野菜をとろうキャンペーン」を社会的なムーブメントとして成長のすそ野を広げるために、新商品の導入を進めるとともに、社内・社外の連携強化による取り組みのスピードアップで着実に成果を積み上げてまいります。商品においてはさまざまな容器形態での“野菜スープ”の発売や、植物性たんぱく質を野菜と組み合わせた飲料などを発売し、野菜摂取量をさらに向上させます。また、社会課題であるSDGsや気候変動対策などに関して農業や環境保全の面から取り組んでまいります。これらを通し、株主の皆さまをはじめとしたお支えいただいている皆さまに「応援してよかった」と言っていただける企業となることを目指してまいります。


社会課題の解決により持続可能な社会の実現と事業の成長を両立させます

カゴメはサステナブルな社会の実現に向け、これまでもサプライチェーンの中でCO₂排出量やフードロスの削減などの環境課題に取り組んできました。第3次中期経営計画では「農業振興・地方創生」という農業のサステナビリティを高める活動を力強く推進してまいります。高付加価値な野菜品種の開発、産地の形成や農業ビジネスの探索、技術開発による農業の生産性向上などを通じ、農業とカゴメの持続的な成長を目指してまいります。


野菜摂取の多点化・多様化とお客さま目線での価値創出で成長力を生み出します

お客さまがいつでもどこでも野菜を摂れる機会を増やす「多点化」、商品・メニュー提案・情報開発を通して野菜の摂り方を拡げる「多様化」を推進し、健康寿命の延伸に貢献してまいります。その際、基本的な商品価値だけでなく、「価値は生活者との間に見いだされるものである」という考えのもと、絶え間ない需要創造を推進し、それを収益につなげていくことで、国内加工食品事業、農事業の成長力を維持してまいります。


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2022/03/30 12:00:00 +0900
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