取締役会での本質的な審議に資するよう、毎回の取締役会に先立ち、営業・コーポレートの経営幹部から社外役員に対し、担当議題の概要を説明する機会を確保しています。また、説明会の場を利用して、審議の充実化に寄与する情報も適時適切に共有しています。なお、2019年度は合計33時間実施しました。
当社の経営やコーポレート・ガバナンスなどに関する幅広いテーマについて自由に討議し、独立社外役員同士の連携の深化を図るとともに、必要に応じて討議内容を取締役会へ報告しています。
三菱商事グループの幅広い事業内容についての理解を深めるため、毎年、社外役員による国内外事業の現場視察、グループ企業経営執行責任者との対話等を実施しています。
2019年8月には、カナダのモントニー・シェールガス生産/開発現場、及びLNGカナダプロジェクト※開発現場を視察しました。現地州政府、市長及び先住民酋長との面談を通して、現地ステークホルダーや自然環境に配慮しながら三価値同時実現を目指す取組状況を確認しました。また、北米三菱シリコンバレー支店がパートナー企業とともに進めるビジネス開発の現場視察も実施しました。
2019年8月 | モントニー・シェールガス生産・開発現場、 LNG カナダプロジェクト開発現場(カナダ) |
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2018年8月 | Cermaq社(ノルウェー)/洋上風力発電施設(北海沖) |
2018年4月 | 大規模複合再開発事業、マンダレー国際空港(ミャンマー) |
2017年9月 | 豪州原料炭事業(オーストラリア) |
対話・交流を通じて、各営業グループCEO・本部長等の経営幹部及び次期経営幹部候補者と社外役員との接点を強化しています。
また、社外役員は、中堅・若手社員との対話の機会を活用し、現場からの情報収集を行っています。