第6号議案
定款の一部変更(生成AIを活用した客観的分析を導入し、経営の健全化と企業価値の向上について)〔株主提案3〕
1.議案の要領
企業としての先進性を高め、そのことを社外にアピールするために、経営戦略の立案において生成AIを活用し、更なる企業価値向上を目指す旨を定款に定める。
2.提案の理由
当社は、経営上の最重要の経営課題である不正融資問題の抜本的解決と、6年半以上も継続している業務改善命令の解除を実現するため、新たなアプローチを導入すべきである。具体的には、第三者委員会調査報告書で明らかになった不正融資の実態を、生成AIを活用して整理・分析し、客観的かつ最適な解決策を導き出す仕組みを構築する。
生成AIの活用により、人的バイアスや保身、事実の歪曲を排除し、データに基づいた公正な意思決定が可能となる。また、AIが導き出した改善策を経営陣が実行し、その進捗を定期的に公表することで、透明性を高め、投資家や顧客の信頼回復に繋げる。
本提案は、業務改善プロセスの革新を促進し、ガバナンス強化と経営の健全化を実現するものである。加えて、先進的技術の活用により、企業としての社会的責任を果たしながら持続可能な成長を目指す姿勢を示すことで、メディアや投資家からの評価向上が期待できる。
【当社取締役会の意見】
反対:当社取締役会としては、以下の理由から本議案に 反対 いたします。
当社は、すでに様々な業務において生成AIを導入し、業務効率化を進めており、その取組状況については統合報告書やIR資料にて公表しております。また、生成AIを含む先進的技術の進歩に伴い、その活用可能性については、ご提案の「経営戦略の立案」における活用なども含め、今後も継続的に検討してまいりたいと考えております。しかしながら、定款は当社の基本的な準則を定めるべきものであるところ、先進的技術の利用方法等については、環境の変化に応じて適時・適切に見直されるべきであることから、本議案のような定款変更は適当ではないと考えております。
2025/06/25 11:00:00 +0900
カメラをかざして
QRコードを
読み取ってください
{{ error }}