第213期 定時株主総会招集ご通知 証券コード : 8358

第8号議案
定款の一部変更の件(クレディセゾンとの提携業務に関する第三者監査委員会の設置について)〔株主提案6〕

1.議案の要領
 クレディセゾンとの提携業務における利益相反取引や不正の防止と公平性の確保のために、特別に第三者からなる監査委員会を設置し、その活動状況や評価結果を定期的に株主に報告する旨を定款に定める。

2.提案の理由
 提携業務には、利益相反取引や不正が入り込みやすいリスクがある。当社は、シェアハウス問題などの不正行為により、金融庁から業務改善命令を受けてから5年半以上が経過しているが、未だに解除されていない。これは、銀行の経営改革やコンプライアンスの強化が不十分であることを示しており、株主の利益や信頼に大きな損失を与えている。銀行は、第三者委員会の調査報告に基づいて、シェアハウス問題の原因となった不正体質を根本的に改善することが求められているが、進捗していない。そこで、クレディセゾンとの提携業務に関しても、第三者からなる監査委員会を設置し、提携業務の状況や問題点を客観的に評価し、その結果を株主に報告することが必要である。

【当社取締役会の意見】
反対:当社取締役会としては、以下の理由から本議案に 反対 いたします。
 株式会社クレディセゾン及び当社は上場企業であり、監査委員会を設置し、その活動状況や監査結果を定期的に株主さまに報告することは、秘密保持義務、インサイダー取引規制の観点から適切ではないと考えています。また、当社では、社長直轄の内部監査部を設置し、内部監査規程その他社内規程等により、独立した立場から内部統制の適切性・有効性を検証しております。加えて、当社監査等委員会は、委員の過半数が独立社外取締役という透明性の高い構成で監督機能を強化するよう組織されており、内部監査部とも連携して独立した立場から取締役の業務執行に対する監査を実施し、株主さまの利益を保護するための役割を果たしていると考えています。したがって、不正防止と公平性確保のための措置は十分に実施されているのであり、本議案のような定款変更は適当ではないと考えます。

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2024/06/26 14:00:00 +0900
2024/06/19 17:00:00 +0900
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