第213期 定時株主総会招集ご通知 証券コード : 8358

第7号議案
定款の一部変更の件(金融資産確認資料の原本確認の義務化に関する定款の一部変更について)〔株主提案5〕

1.議案の要領
 不動産等融資を行う際に、預金通帳等の金融資産確認資料について、本人から直接提出を受け、融資担当者および管理監督者の立会いのもとで原本確認を行うことを義務付ける旨を定款に定める。

2.提案の理由
 当社は、過去に発覚したシェアハウス問題などの不正融資により、金融庁から業務改善命令を受けてから5年半以上が経過しているが、未だに解除されていない。これは、銀行の経営改革やコンプライアンスの強化が不十分であることを示しており、株主の利益や信頼に大きな損失を与えている。当社は、不正融資の原因となった審査書類の改ざんや偽造などの不正行為を行っていたが、その中でも特に預金通帳やネットバンキングの残高の偽装は、原本確認を徹底すれば防げるはずの問題であった。しかし、当社には原本確認を義務付ける明確な規程が存在せず、運用も不徹底だった。そこで、金融資産確認資料の原本確認を義務付ける規定を定款に明記することが必要である。この定款により、不正融資の防止と融資の質の向上が期待できる。また、定款に明記することで、欠落している社員のコンプライアンスの意識を高めることが期待できる。

【当社取締役会の意見】
反対:当社取締役会としては、以下の理由から本議案に 反対 いたします。
 金融資産確認資料の原本確認の方法は、すでに当社の業務手続で具体的に定められており、社員は当該業務手続を遵守する必要があります。定款は当社の基本的な準則を定めるべきものであるところ、融資審査に関する業務運営方法は、DXの進展等の環境の変化に応じて適時・適切に見直されるべきであることからも、ご提案のような内容を定款で定めることは適当ではないと考えます。

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2024/06/26 14:00:00 +0900
2024/06/19 17:00:00 +0900
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