当社の監査等委員でない取締役(以下本議案において「取締役」といいます。)の報酬等の額は、2021年6月17日開催の第33回定時株主総会において、年額4億6,000万円以内(社外取締役の上限額5,000万円を含みます)とご承認いただき今日に至っておりますが、今般、当社は第4号議案に記載のとおり、コーポレート・ガバナンスの一層の充実を目的に社外取締役1名の増員を提案しております。つきましては、取締役の報酬額(年額4億6,000万円以内)は従来のまま変更せず、社外取締役の報酬額のみを増額し、年額8,000万円以内に改定いたしたく存じます。
本議案は、取締役の報酬枠自体は変更することなく、社外取締役の報酬枠について社外取締役が増員されることに伴い増額するものであり、当社における取締役の個人別の報酬等の内容に係る決定方針に定められた、個人別の金銭報酬に関する算定の基準、取締役報酬全体に対して占める割合の水準、付与対象となる取締役の人数水準などに照らした報酬枠として、必要かつ合理的な内容となっており、相当であると判断しております。また、本議案につきましては、取締役報酬の客観性と決定プロセスの透明性を担保するため、監査等委員及び社外取締役から適切な助言を得ております。
なお、当社における取締役の個人別の報酬等の内容に係る決定方針を含む役員の報酬等に関する方針の概要については、事業報告の「(4)会社役員に関する事項②取締役の報酬等に関する方針並びにその総額(a) 個人別の報酬等の内容にかかる決定に関する方針」に記載のとおりであります。
現在の取締役は11名(うち社外取締役3名)でありますが、第4号議案「監査等委員でない取締役9名選任の件」が原案どおり承認可決されますと、取締役の員数は9名(うち社外取締役4名)となります。