当社グループにとって対処すべき課題は、次のとおりであります。
(1)グループ経営の強化と人的資本投資の推進
当社グループは、新たに中期経営計画2029を策定・公表しております。この目標を達成するため、サステナビリティ経営を推進するとともに、あらゆる価値創造の中核資産である「人財」への投資を強化し、グループ全体の総合力を高めてまいります。また、資本コストを意識した規律ある運営のもと、成長投資を推進し、企業価値の持続的な向上を図ります。
(2)新領域の開拓と育成
当社グループがさらに飛躍するためには、多様化する顧客ニーズへの対応と新領域の開拓が不可欠です。金融商品ディスクロージャー事業の強化をはじめ、SSBJ基準対応やESG情報開示等におけるコンサルティング事業の拡大のほか、ブランディング支援を強化し、新たな高付加価値ソリューションの提供と事業拡大を進めてまいります。
(3)開示支援プラットフォームの進化と信頼性向上
統合型ビジネスレポートシステム「WizLabo」の機能強化を通じ、財務・非財務データを一元管理する次世代開示プラットフォーム「WizLabo2.0」への進化を推進し、お客様の業務効率化と開示品質の向上を支援するほか、対話型株主総会や株主総会DXなど、Techを活用したソリューションを拡充し、「唯一無二のパートナー」としての信頼性の向上とシェアの拡大を図ってまいります。
(4)通訳・翻訳事業のグローバル化促進とAI技術の統合
通訳事業では、堅調な需要に対応する体制強化や次世代人財の育成を進め、遠隔同時通訳やAI通訳などの先端ソリューションを拡充してまいります。翻訳事業では、AI翻訳プラットフォーム「SIMULwiz」の拡販に加え、生成AIや自動化ツールの積極的な利活用により、圧倒的なスピード、コスト削減、および高品質を同時に実現いたします。 また、ビジネスのグローバル化や企業のWebローカライズ需要、さらには国内エンタメ産業の海外展開に伴うマーケティング色の強い翻訳(トランスクリエーション)ニーズにも柔軟に対応いたします。今後は海外プレーヤーとの業務提携やグループ連携の深耕を通じて、お客様の利便性と信頼性を高め、業界リーダーとしての高品質+αの競争優位性を確立してまいります。