第17期定時株主総会招集ご通知 証券コード : 8306
株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ定款に、以下の条文を加える。
「当社及び当社グループは、名誉棄損等を行う企業に対して、融資等の取引をしてはならない。」
木村花さんの痛ましい事件を受け、名誉棄損や侮辱に対する世間の目は厳しさを増している。このような状況で名誉棄損等を行う企業への融資は当社の信用を失墜させるのでこれを避けるべきである。
THE WHY HOW DO CONPANY株式会社(旧社名アクロデイア)の代表取締役田邊勝己は、令和3年11月26日開催の定時株主総会において、同氏による株式売却とこれに伴う株価低迷に関する質問をしたにすぎない碓井雅也株主に対して、「脅しである」「恐喝犯人と一緒にホームページを作っている」などと虚偽の事実を述べてその名誉を毀損した。
代表取締役が株主総会の場で名誉棄損を行うような企業とは関わるべきではない。
〔(会社注)以上は、株主から提出された書面に記載された提案内容及び提案の理由を原文のまま記載したものです。〕
当社では、経営活動を遂行するにあたっての指針として、「MUFG Way」を定めております。また、「MUFG Way」の下に、グループ各社の役職員の判断・行動の基準として「行動規範」を定め、国内外のあらゆる法令等を遵守し、公正・透明な企業活動を誠実に行い、社会からの信頼・信用を守り高めていくことを表明しております。
さらに、「MUFG人権方針」において、MUFGはお客さまやサプライヤー(納入業者)にも人権尊重を働きかけていくことを定めております。
お客さまとの取引に関しては、当社のクレジットポリシーに則り、適切な調査を実施し、取引先として適正、適当であることを確認したうえで、取引を行っています。
加えて、定款は会社を運営するうえでの基本的な方針を定めるものであり、個別具体的な業務執行に関する事項を規定することは適切ではないと考えております。
従って、定款に本議案のような規定を設ける必要はないと考えます。
なお、提案の理由に記載された個別具体的な事実については、当社は一切認識しておりません。