第6号議案
定款変更の件(他山の石)〔株主提案〕

1.提案内容

定款に以下の条文を定める。
「みずほフィナンシャルグループのようなシステム障害が起きないよう、万全の対策を講じる。」

2.提案の理由

みずほフィナンシャルグループは、令和3年の1年間に8回ものシステム障害を起こし、金融庁から行政処分を受けるに至っている。
このよなシステム障害は、当社及び当社グループの信用を失墜させるばかりか、お客様にも多大な迷惑をかける。
そこで、みずほフィナンシャルグループを反面教師として、万全を期すべきである。
〔(会社注)以上は、株主から提出された書面に記載された提案内容及び提案の理由を原文のまま記載したものです。〕

取締役会の意見

本議案に反対いたします。

 当社では、お客さま本位であることを最優先に、「障害発生防止」、「発生した際の対応改善」について継続的に取り組み、システムの安定稼働に努めております。障害発生防止の観点では、月末等のピ ーク日は原則リリースを回避している他、事前の確認テストや有事の際のリカバリー計画を入念に実施しております。また、他社を含めた障害事例を踏まえ、システム毎の再点検などにも取り組んでおり、障害が発生した際の対応の観点では、お客さまへの迅速なご案内や全行的な訓練も定期的に行い、障害発生時の対応力強化を継続的に行っております。
 以上により、障害発生を未然に防ぐと同時に、万一に備えた体制を組むことで障害発生時もお客さまへの影響を極小化するように努めております。
 加えて、定款は会社を運営するうえでの基本的な方針を定めるものであり、個別具体的な業務執行に関する事項を規定することは適切ではないと考えております。
 従って、定款に本議案のような規定を設ける必要はないと考えます。


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2022/06/29 12:00:00 +0900
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