監査役 木﨑 博氏は、本総会終結と同時に任期満了となります。
つきましては、監査役1名を選任いたしたく、その候補者は次のとおりです。本議案の提出につきましては、監査役会の同意を得ています。
なお、監査役会の構成と監査役候補者の選任方針・手続は、取締役会の諮問機関であるガバナンス・指名・報酬委員会で審議し、取締役会で次のとおり決定しています。
監査を通じて会社の健全な経営発展と社会的信頼の向上を実現するため、社内及び社外から、監査に必要となる豊富な経験と高度な専門性を有する者を複数選任しています。
具体的な監査役候補者の選任方針は、監査役(社内)として、全社経営や財務・会計・リスク管理その他の知識・経験を持つ者から選任しています。また、社外監査役として、様々な分野に関する豊富な知識、経験を有する者から選任しています。
原則として、監査役の総数は5名とし、そのうち社外監査役が過半数を占める構成としています。
上記の方針を踏まえ、社長が常任監査役と協議の上、監査役候補者の選任案を作成し、ガバナンス・指名・報酬委員会による審議を経て、監査役会の同意を得た後、取締役会で決議し、株主総会に付議することとしています。
昭和30年11月16日生 63歳
71,841株
静岡ガス(株)社外取締役
石油事業、天然ガス事業等のエネルギー関連事業に従事し、天然ガス事業本部長等の要職を経て、平成28年4月から平成30年3月まで、エネルギー事業グループCEOとして、三菱商事の企業価値向上に貢献してきました。三菱商事における豊富な業務経験と、グローバルな事業経営及び管理・運営業務に関する知見を有していることから、監査役候補者としました。
※ 本議案をご承認いただいた場合
63歳
監査役
7年
〇
コーポレート・ガバナンスの本質は「牽制」にあり、そのためには「社外の目」が不可欠です。三菱商事では多様なバックグラウンドを持つ社外取締役・社外監査役が色々な機会を捉えて率直な意見交換を行ってガバナンス機能を果たしています。社外の目が機能するには、リスク情報を含む生の情報を把握している必要があります。そこで、海外を含む多くの現場に自ら足を運び、現場を体感するように心がけています。
67歳
監査役
3年
-
三菱商事は三綱領を掲げ、厳しい経済環境の下でグローバル競争を戦っています。それは日本経済に貢献する活動ですが、様々なリスクを伴うため、誠実な経営者がガバナンス体制やコンプライアンス体制を構築して行うことになります。私は監査役として、これまでの経験を踏まえ、これらの体制が十分に機能しているか、そして幅広いステークホルダーに向けた企業開示等が適切に行われているかをモニターしていきます。
61歳
監査役
3年
-
三菱商事グループが連結経営の更なる深化を推し進める中、企業価値の毀損につながる不祥事やリスクの未然防止のためには、監査役が、取締役の職務執行の監査にとどまらず、それぞれの企業文化や組織風土の実態を把握することが重要と考えます。今後ともそれらの情報収集に努めるとともに、独立かつ公正な立場から、社会の価値観や認識との相違などの発信を通じて、連結経営におけるガバナンス強化の一翼を担っていきたいと思います。