第3号議案
取締役11名選任の件

 取締役11名全員は、本総会終結と同時に任期満了となります。
 つきましては、取締役11名を選任いたしたく、その候補者は次のとおりです。取締役候補者11名のうち、5名が社外取締役候補者ですが、いずれの候補者も、(株)東京証券取引所が定める独立役員の要件及び当社が定める社外取締役選任基準を満たしています。社外取締役選任基準及び本ページをご参照ください。
 なお、取締役会の規模・構成と取締役候補者の選任方針・選任手続は、社外役員が過半数を占めるガバナンス・指名・報酬委員会で審議し、取締役会で次のとおり決定しています。

取締役会の規模・構成、取締役候補者の選任方針・選任手続

  1. 候補者番号1
    垣内 威彦

    かきうち たけひこ 垣内 威彦

    生年月日
    1955年7月31日生 66歳
    再任

    当社株式所有数

    199,755株

    上記のほか、保有する新株予約権相当分:333,300株
    (うち、行使権未確定相当分:333,300株

    ※中長期株価連動型株式報酬として割当を行っているもので、記載の数値を最大とし、将来の業績に基づき権利行使可能数が変動(40% ~100%)します。当社役員報酬制度の詳細については、役員報酬制度ページをご参照ください。

    取締役在任年数

    6年(本総会終結時)

    略歴及び地位・担当

    1979年4
    当社入社
    2010年4
    執行役員 農水産本部長
    2011年4
    執行役員 生活産業グループCEO オフィス室長、農水産本部長
    2013年4
    常務執行役員 生活産業グループCEO
    2016年4
    社長
    2016年6
    取締役 社長
    2022年4
    取締役会長〔現職〕
    続きを読む

    取締役候補者とした理由

    農水産事業等の生活産業関連事業に従事し、生活産業グループCEO等の要職を経て、2016年4月から6年間、社長として、事業経営モデルによる「経済価値」「社会価値」「環境価値」の三価値同時実現による成長を目指し、循環型成長モデルによる資産の入替等を推進することで、当社の企業価値向上に貢献してきました。2022年4月から取締役会長として、非業務執行の立場から経営の監督機能を担っており、当社における豊富な業務経験と、当社の経営全般、グローバルな事業経営及び管理・運営業務に関する知見を有していることから、引き続き取締役候補者としました。

  2. 候補者番号2
    中西 勝也

    なかにし かつや 中西 勝也

    生年月日
    1960年10月15日生 61歳
    新任

    当社株式所有数

    31,421株

    上記のほか、保有する新株予約権相当分:91,700株
    (うち、行使権未確定相当分:91,700株

    略歴及び地位・担当

    1985年4月
    当社入社
    2016年4月
    執行役員 中東・中央アジア統括
    2018年4月
    執行役員 新エネルギー・電力事業本部長
    2019年4月
    常務執行役員 電力ソリューショングループCEO
    2020年4月
    常務執行役員 電力ソリューショングループCEO、
    電力・リテイルDX タスクフォースリーダー
    2021年4月
    常務執行役員 電力ソリューショングループCEO、
    電力・リテイルDX タスクフォースリーダー、
    EX タスクフォースリーダー
    2022年4月
    社長〔現職〕
    続きを読む

    取締役候補者とした理由

    電力・エネルギー関連事業に従事し、中東・中央アジア統括等の要職を経て、2019年4月から電力ソリューショングループCEOを務め、再生可能エネルギーとデジタルを基軸とした電力システム変革への挑戦を通じ、当社のエネルギー・トランスフォーメーション(EX)及びデジタル・トランスフォーメーション(DX)を推進し、当社の企業価値向上に貢献してきました。2022年4月から業務執行の最高責任者である社長を務めており、当社における豊富な業務経験と、当社の経営全般、グローバルな事業経営及び管理・運営業務に関する知見を有していることから、取締役候補者としました。

  3. 候補者番号3
    田中 格知

    たなか のりかず 田中 格知

    生年月日
    1960年2月8日生 62歳
    新任

    当社株式所有数

    61,053株

    上記のほか、保有する新株予約権相当分:100,400株
    (うち、行使権未確定相当分:91,700株

    略歴及び地位・担当

    1982年4月
    当社入社
    2014年4月
    執行役員 金属資源本部 副本部長
    2015年4月
    執行役員 金属資源本部長
    2018年4月
    常務執行役員 金属グループCEO
    2019年4月
    常務執行役員 金属資源グループCEO
    2022年4月
    常務執行役員 金属資源グループCEO、EXタスクフォースリーダー〔現職〕
    続きを読む

    取締役候補者とした理由

    鉄鋼原料等の金属資源関連事業に従事し、金属資源本部長等の要職を経て、2018年4月から金属グループCEO、2019年4月から金属資源グループCEOとして、高品位の原料炭や鉄鉱石の安定供給責任を果たしつつ、脱炭素・電化・循環型社会の3つの社会課題を軸とする新たなポートフォリオへの組み替えを通じ、当社の企業価値向上に貢献してきました。2022年4月からEXタスクフォースリーダーも兼任し、当社のEXを推進しており、当社における豊富な業務経験と、当社の経営全般、グローバルな事業経営及び管理・運営業務に関する知見を有していることから、取締役候補者としました。

  4. 候補者番号4
    平井 康光

    ひらい やすてる 平井 康光

    生年月日
    1961年9月28日生 60歳
    再任

    当社株式所有数

    26,053株

    上記のほか、保有する新株予約権相当分:109,400株
    (うち、行使権未確定相当分:78,600株

    取締役在任年数

    1年(本総会終結時)

    略歴及び地位・担当

    1984年4
    当社入社
    2014年4
    執行役員 東アジア統括補佐、三菱商事(上海)有限公司社長、上海事務所長
    2017年4
    執行役員 東アジア統括、三菱商事(中国)有限公司社長、北京支店長
    2018年10
    執行役員 東アジア統括、三菱商事(中国)有限公司社長、北京支店長、三菱商事(広州)有限公司社長
    2019年4
    執行役員 三菱商事(中国)有限公司社長、北京支店長
    2020年4
    常務執行役員 三菱商事(中国)有限公司社長、北京支店長
    2021年4
    常務執行役員 コーポレート担当役員(地域戦略)、チーフ・コンプライアンス・オフィサー、緊急危機対策本部長
    2021年6
    取締役 常務執行役員 コーポレート担当役員(地域戦略)、
    チーフ・コンプライアンス・オフィサー、緊急危機対策本部長〔現職〕
    続きを読む

    取締役候補者とした理由

    地域戦略業務に従事し、三菱商事(上海)有限公司社長、三菱商事(中国)有限公司社長等の要職に就き、中国における市場開発等を通じ、当社の企業価値向上に貢献してきました。2021年4月からコーポレート担当役員(地域戦略)として、グローバルな事業展開の取組を推進するほか、チーフ・コンプライアンス・オフィサーとして三菱商事グループにおけるコンプライアンス体制の強化・自立化を推進しています。また、緊急危機対策本部長として、重大な有事発生時の対応責任者を務めるとともに、連結ベースでの事業継続マネジメントを推進しており、当社における豊富な業務経験と、当社の経営全般及び管理・運営業務に関する知見を有していることから、引き続き取締役候補者としました。

  5. 候補者番号5
    柏木 豊

    かしわぎ ゆたか 柏木 豊

    生年月日
    1964年2月10日生 58歳
    再任

    当社株式所有数

    16,541株

    上記のほか、保有する新株予約権相当分:62,700株
    (うち、行使権未確定相当分:62,700株

    取締役在任年数

    1年(本総会終結時)

    略歴及び地位・担当

    1986年4
    当社入社
    2018年4
    執行役員 環境事業本部長
    2019年4
    執行役員 電力ソリューショングループCEO オフィス室長
    2021年4
    常務執行役員 コーポレート担当役員(国内開発)、関西支社長
    2021年6
    取締役 常務執行役員 コーポレート担当役員(国内開発)、関西支社長
    2022年4
    取締役 常務執行役員 コーポレート担当役員
    (CDO、CAO、広報、サステナビリティ・CSR)〔現職〕
    続きを読む

    取締役候補者とした理由

    電力・エネルギー関連事業に従事し、電力ソリューショングループCEOオフィス室長等の要職を経て、2021年4月からコーポレート担当役員(国内開発)を務め、再生可能エネルギーとデジタルを基軸とした電力システム変革への挑戦や、国内市場開発を通じ、当社の企業価値向上に貢献してきました。2022年4月からコーポレート担当役員(CDO、CAO、広報、サステナビリティ・CSR)として、デジタル戦略、経営力の高い人材の継続的輩出、ガバナンスの実効性向上、法務機能の強化、広報戦略、及びサステナビリティ関連の取組を推進しており、当社における豊富な業務経験と、当社の経営全般及び管理・運営業務に関する知見を有していることから、引き続き取締役候補者としました。

  6. 候補者番号6
    野内 雄三

    のうち ゆうぞう 野内 雄三

    生年月日
    1964年6月27日生 57歳
    新任

    当社株式所有数

    18,097株

    上記のほか、保有する新株予約権相当分:50,100株
    (うち、行使権未確定相当分:50,100株

    略歴及び地位・担当

    1987年4月
    当社入社
    2019年4月
    執行役員 主計部長
    2022年4月
    常務執行役員 コーポレート担当役員(CFO)〔現職〕
    続きを読む

    取締役候補者とした理由

    財務・会計関連業務に従事し、営業グループ管理部長、主計部長等の要職に就き、主に財務・会計の側面から、当社の企業価値向上に貢献してきました。2022年4月から最高財務責任者であるコーポレート担当役員(CFO)として、成長投資の足場となる盤石な財務体質の構築、投融資案件の審査・事業投資全体状況のモニタリング、市場リスク・信用リスク等の財務関連リスクマネジメント、より安定した株価形成と中長期的な株価上昇を促すIR活動等を推進しており、当社における豊富な業務経験と、当社の経営全般及び管理・運営業務に関する知見を有していることから、取締役候補者としました。

  7. 候補者番号7
    齋木 昭隆

    さいき あきたか
    齋木 昭隆

    生年月日
    1952年10月10日生 69歳
    再任 社外取締役 独立役員

    当社株式所有数

    3,570株

    取締役在任年数

    5年(本総会終結時)

    取締役会への出席状況
    (2021年度)

    定例:開催11回、出席11回
    臨時:開催2回、出席2回

    ガバナンス・指名・報酬委員会への出席状況(2021年度)

    開催5回、出席5回

    略歴及び地位・担当

    1976年4
    外務省入省
    アジア大洋州局長、特命全権大使 インド国駐箚兼ブータン国駐箚、外務審議官、外務事務次官を経て
    2016年6
    同省退官
    2016年9
    当社顧問(2017年6月退任)
    2017年6
    当社取締役〔現職〕

    重要な兼職の状況

    飛島建設(株) 社外取締役

    続きを読む

    社外取締役候補者とした理由及び期待される役割

    外務省において要職を歴任し、外交活動を通じて培われた地政学に関する深い造詣、及び諸外国のカントリーリスクに関する高い見識とこれらに対処するための広範なネットワークを有しており、客観的・専門的な視点から、当社の経営への助言や業務執行に対する適切な監督を行っていただけるものと判断し、引き続き社外取締役候補者としました。

    独立性及び重要な兼職先に関する補足情報

    1. 1. 社外取締役としての独立性
      同氏は、(株)東京証券取引所が定める独立役員の要件及び当社の「社外役員選任基準」における独立性の要件を満たしています。なお、独立性に関する補足情報は以下のとおりです。
      • ・同氏は、2016年9月から2017年6月にかけて、当社顧問として、取締役会の諮問機関であるガバナンス・指名・報酬委員会の委員に就任する等、顧問としての報酬を受けていましたが、同報酬は同氏の有する経験・見識に基づく当社の経営への助言に対する対価として支払われたものであり、同氏の独立性に影響を与えるものではありません。
      • ・同氏は、中東地域に関する調査・研究を行う公益財団法人 中東調査会の理事長(非常勤)を務めており、当社は同法人に年間約340万円の会費等を支払っていますが、これは同法人の活動理念に賛同し実施しているものであり、また、同法人から同氏あての報酬はなく、同氏個人の利益とは関係ありません。
    2. 2. 重要な兼職先との関係
      飛島建設(株)は当社の取引先ですが、特別な関係(特定関係事業者等)はありません。

    社外取締役候補者より

    本年2月24日のロシアによるウクライナ侵攻は、国際政治や経済の仕組みを大きく揺るがせる深刻な事態であり、特に世界各国のエネルギー、資源、食料等の需給関係に大きな影響を与えています。このような状況の中で、中西新社長が『中期経営戦略2024』で掲げた新たなビジョンと具体的計画は、この厳しい国際環境の中で三菱商事が国内外に示した明快なメッセージであり、その着実な実現に向けて、社外取締役として適切に助言していきたいと思います。

  8. 候補者番号8
    立岡 恒良

    たつおか つねよし 立岡 恒良

    生年月日
    1958年1月29日生 64歳
    再任 社外取締役 独立役員

    当社株式所有数

    8,061株

    取締役在任年数

    4年(本総会終結時)

    取締役会への出席状況
    (2021年度)

    定例:開催11回、出席11回
    臨時:開催2回、出席2回

    ガバナンス・指名・報酬委員会への出席状況(2021年度)

    開催5回、出席5回

    略歴及び地位・担当

    1980年4
    通商産業省(現 経済産業省)入省
    内閣官房内閣審議官、経済産業省大臣官房長、経済産業事務次官を経て
    2015年7
    同省退官
    2018年1
    当社顧問(2018年6月退任)
    2018年6
    当社取締役〔現職〕

    重要な兼職の状況

    旭化成(株)社外取締役

    続きを読む

    社外取締役候補者とした理由及び期待される役割

    経済産業省において要職を歴任し、経済・産業政策に長年携わることで培われた産業界全体への深い造詣、及び環境・エネルギー政策を含むサステナビリティに関する高い見識を有しており、客観的・専門的な視点から、当社の経営への助言や業務執行に対する適切な監督を行っていただけるものと判断し、引き続き社外取締役候補者としました。

    独立性及び重要な兼職先に関する補足情報

    1. 1. 社外取締役としての独立性
      同氏は、(株)東京証券取引所が定める独立役員の要件及び当社の「社外役員選任基準」における独立性の要件を満たしています。なお、独立性に関する補足情報は以下のとおりです。
      • ・同氏は、2018年1月から2018年6月にかけて、当社顧問として、取締役会の諮問機関であるガバナンス・指名・報酬委員会の委員に就任する等、顧問としての報酬を受けていましたが、同報酬は同氏の有する経験・見識に基づく当社の経営への助言に対する対価として支払われたものであり、同氏の独立性に影響を与えるものではありません。
    2. 2. 重要な兼職先との関係
      旭化成(株)は当社の取引先ですが、特別な関係(特定関係事業者等)はありません。

    社外取締役候補者より

    内外事業環境は、米中間の覇権対立に加えロシア・ウクライナ紛争、ここから派生するエネルギー問題、世界的なインフレの加速とこれらに伴うマクロ経済環境への影響等、変化の速度を速め、複雑化し、不透明感をますますと深めています。新体制の下でまとめられた『中期経営戦略2024』において、三菱商事が慎重かつ果断な対応を通じて持続的な企業価値の向上を図っていけるよう、これまでの経験を活かし社外取締役の職責を果たしてまいります。

  9. 候補者番号9
    宮永 俊一

    みやなが しゅんいち 宮永 俊一

    生年月日
    1948年4月27日生 74歳
    再任 社外取締役 独立役員

    当社株式所有数

    9,760株

    取締役在任年数

    3年(本総会終結時)

    取締役会への出席状況
    (2021年度)

    定例:開催11回、出席11回
    臨時:開催2回、出席2回

    ガバナンス・指名・報酬委員会への出席状況(2021年度)

    開催5回、出席5回

    略歴及び地位・担当

    1972年4
    三菱重工業(株)入社
    2006年4
    同社執行役員
    2008年4
    同社常務執行役員
    2008年6
    同社取締役、常務執行役員
    2011年4
    同社取締役、副社長執行役員
    2013年4
    同社取締役社長
    2014年4
    同社取締役社長、CEO
    2019年4
    同社取締役会長〔現職〕
    2019年6
    当社取締役〔現職〕

    重要な兼職の状況

    三菱重工業(株)取締役会長
    三菱自動車工業(株)社外取締役

    続きを読む

    社外取締役候補者とした理由及び期待される役割

    世界各地で事業を展開するコングロマリット型製造会社(上場)の取締役社長を長年務め、グローバルな事業経営の経験、及び脱炭素関連技術を含むテクノロジーに関する高い見識を有しており、実践的な視点から、当社の経営への助言や業務執行に対する適切な監督を行っていただけるものと判断し、引き続き社外取締役候補者としました。

    独立性及び重要な兼職先に関する補足情報

    1. 1. 社外取締役としての独立性
      同氏は、(株)東京証券取引所が定める独立役員の要件及び当社の「社外役員選任基準」における独立性の要件を満たしています。なお、独立性に関する補足情報は以下のとおりです。
      • ・同氏は、2013年4月から2019年3月まで三菱重工業(株)の取締役社長を務め、2019年4月から同社の取締役会長を務めています。当社は同氏が過去業務執行者であった同社と社外役員の相互就任の関係にあり、また取引がありますが、同社との取引額は当社の連結収益の2%を超えるものではありません。
    2. 2. 重要な兼職先との関係
      • ・三菱重工業(株)は当社の取引先ですが、特別な関係(特定関係事業者等)はありません。
      • ・同氏は、2014年6月から三菱自動車工業(株)の社外取締役に就任しており、同社は当社の特定関係事業者です。

    社外取締役候補者より

    エナジー・トランジションやデジタル化等の大きな流れに、グローバル化・自由貿易の後退等が合流し、経済・社会や市場の構造が変わるなかで、新技術の価値とリスクや、既存技術の残存価値の見極めが重要性を増す時代になりました。この不透明な環境下で、コングロマリット型製造業での経営経験を活かした助言等を通じて、広範な事業領域を有する三菱商事グループの価値向上と企業統治に貢献していきたいと思います。

    ※社外取締役候補者が役員を兼務する他社での法令、定款違反等
    宮永俊一氏が三菱自動車工業(株)の社外取締役在任中に、同社では、2017年1月及び7月に燃費試験における不正行為があった同社製車両のカタログ等の表示において、不当景品類及び不当表示防止法に違反する行為があったとして、消費者庁から措置命令及び課徴金納付命令を受けました。また、2018年5月に、同社岡崎製作所の一部の外国人技能実習生に対して外国人技能実習機構から認定を受けた技能実習計画に従った技能実習を行わせていなかったことが判明し、2019年1月に、同社は外国人の技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護に関する法律に基づき、技能実習計画の認定取消し及び改善命令を受けました。同氏は、当該事実が判明するまで、いずれの事実についても認識しておりませんでしたが、日頃から取締役会等において法令遵守の視点に立った提言を行っております。また、当該事実の判明後は、当該事実の徹底した調査及び再発防止を指示する等、その職責を果たしております。
  10. 候補者番号10
    秋山 咲恵

    あきやま さきえ 秋山 咲恵

    生年月日
    1962年12月1日生 59歳
    再任 社外取締役 独立役員

    当社株式所有数

    2,824株

    取締役在任年数

    2年(本総会終結時)

    取締役会への出席状況
    (2021年度)

    定例:開催11回、出席11回
    臨時:開催2回、出席1回

    ガバナンス・指名・報酬委員会への出席状況(2021年度)

    開催5回、出席5回

    略歴及び地位・担当

    1987年4
    アーサーアンダーセンアンドカンパニー(現 アクセンチュア(株))入社(1991年4月退職)
    1994年4
    (株)サキコーポレーション設立 代表取締役社長
    2018年10
    同社ファウンダー(顧問)〔現職〕
    2020年6
    当社取締役〔現職〕

    重要な兼職の状況

    オリックス(株)社外取締役
    ソニーグループ(株)社外取締役
    日本郵政(株)社外取締役

    続きを読む

    社外取締役候補者とした理由及び期待される役割

    国際的な経営コンサルタントを経て、産業用検査ロボット企業を創業し、グローバル企業に成長させた経験を通じて培われた、デジタル・IT分野への深い造詣、及びイノベーションに関する高い見識を有しており、実践的な視点から、当社の経営への助言や業務執行に対する適切な監督を行っていただけるものと判断し、引き続き社外取締役候補者としました。

    独立性及び重要な兼職先に関する補足情報

    1. 1. 社外取締役としての独立性
      同氏は、(株)東京証券取引所が定める独立役員の要件及び当社の「社外役員選任基準」における独立性の要件を満たしています。なお、独立性に関する補足情報はありません。
    2. 2. 重要な兼職先との関係
      オリックス(株)及びソニーグループ(株)は当社の取引先ですが、特別な関係(特定関係事業者等)はありません。また、日本郵政(株)と当社との間に取引関係はありません。
      また、同氏は、2014年5月から2018年5月まで(株)ローソンの社外取締役に就任しており、同社は当社の特定関係事業者です。なお、同社は、2017年2月から当社の子会社となっております。

    社外取締役候補者より

    不安定な国際情勢、地球環境問題、デジタル技術がもたらす社会変革等、事業経営の複雑性がますます高まる中で、三菱商事は事業ポートフォリオの自律的な進化を目指すとともにガバナンスの更なる高度化にも挑戦し続けております。経営陣の弛まぬ努力に敬意を払いつつ、社外取締役として、規律ある企業経営がもたらす長期的な成長の果実を株主の皆様に還元できるよう努めてまいります。

  11. 候補者番号11
    鷺谷 万里

    さぎや まり 鷺谷 万里

    生年月日
    1962年11月16日生 59歳
    新任 社外取締役 独立役員

    当社株式所有数

    -株

    略歴

    1985年4月
    日本アイ・ビー・エム(株)入社
    2002年7月
    同社理事
    2005年7月
    同社執行役員(2014年7月退任)
    2014年7月
    SAP ジャパン(株) 常務執行役員(2015年12月退任)
    2016年1月
    (株)セールスフォース・ドットコム(現(株)セールスフォース・ジャパン)
    常務執行役員 Chief Marketing Officer(2019年8月退任)

    重要な兼職の状況

    (株)MonotaRO 社外取締役
    JBCC ホールディングス(株)社外取締役
    みずほリース(株)社外取締役
    国際紙パルプ商事(株)社外取締役(2022年6月退任予定)

    続きを読む

    社外取締役候補者とした理由及び期待される役割

    グローバルに事業展開する複数のIT関連企業で経営幹部を歴任し、企業の変革を導いた豊富な経営経験と、デジタル・トランスフォーメーション(DX)に関する高い見識を有しており、実践的な視点から、当社の経営への助言や業務執行に対する適切な監督を行っていただけるものと判断し、社外取締役候補者としました。

    独立性及び重要な兼職先に関する補足情報

    1. 1. 社外取締役としての独立性
      同氏は、(株)東京証券取引所が定める独立役員の要件及び当社の「社外役員選任基準」における独立性の要件を満たしています。なお、独立性に関する補足情報は以下のとおりです。
      • ・同氏は、2005年7月から2014年7月まで日本アイ・ビー・エム(株)の執行役員、2014年7月から2015年12月までSAP ジャパン(株)の常務執行役員、2016年1月から2019年8月まで(株)セールスフォース・ドットコム(現(株)セールスフォース・ジャパン)の常務執行役員を務めていました。当社は上記3社との間に取引がありますが、その額は当社連結収益の0.01%以下であり、同氏の独立性に影響を与えるものではありません。
    2. 2. 重要な兼職先との関係
      (株)MonotaROは当社の取引先ですが、特別な関係(特定関係事業者等)はありません。また、JBCC ホールディングス(株)、みずほリース(株)、及び国際紙パルプ商事(株)と当社との間に取引関係はありません。

    社外取締役候補者より

    外部環境が目まぐるしく変化するなか、中長期的な企業価値向上を目指すうえではこれまでの三菱商事の取組に見られるような、継続的にガバナンスの在り方を見直しながら進化させていく姿勢が一層重要になるものと考えます。私は複数のグローバルIT企業において様々な産業のお客様の経営課題解決に資するDXのご支援、人材育成、そしてマーケティングに主に従事してまいりました。自らの経験を活かし、今後の三菱商事の持続的成長に努めていく所存です。

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2022/06/24 12:00:00 +0900
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