当社は、企業理念『三綱領』に基づき、事業を通じて社会の持続可能な発展へ貢献し、価値創造に取り組むことで、社会と共に発展してきました。近年、気候変動対策を筆頭に、様々な社会課題解決に対する企業への期待・要請が一層高まっている中で、当社では従来の「サステナビリティ重要課題」を見直し、「マテリアリティ」として再定義しました。『中期経営戦略2024』が目指すMC Shared Value(MCSV)の継続的な創出に向け、当社が事業活動を通じて解決していく重要な社会課題である「マテリアリティ」を指針として、引き続き当社の持続可能な成長に向けた取組を強化してまいります。
当社が持続可能な成長を目指す上で「脱炭素社会への貢献」は、対処・挑戦すべき経営上の重要課題の一つです。気候変動に伴う環境変化は、世界中のあらゆる産業や人々の生活が直面する喫緊の課題であり、中長期的に当社事業にも大きな影響を及ぼします。当社は、エネルギー需要の充足という使命を果たしながら、カーボンニュートラル社会実現に向けて、三菱商事グループ各社と連携の上、政府・企業・業界団体等の幅広いステークホルダーと協働し、脱炭素社会に貢献していきます。当社の具体的な取組及び『中期経営戦略2024』に基づく今後の施策については、気候変動に対する当社の具体的な取組及び三菱商事グループの対処すべき課題をご参照ください。