会長インタビュー

新体制に期待することは「変化の先取り」!

在任期6年を総括して

「収益構造改革」と「働き方の改革」を進めて、安定的に利益確保できる体質に改善できたこと、その仕組みづくりができたことは達成感があります。長期ビジョンやありたい姿を示し、3年毎の中期経営計画でローリングすることで、2025年のゴールへの道筋が見えてきたと感じています。一方、国内農事業・国際事業の収益改善や新事業・新領域への挑戦は遅れており、残念ながら新体制に課題として手渡すことになりました。

「モノビジネス」から「コトビジネス」へ

環境変化を先取りし、将来を見据えた決断を下すのも社長の重要な仕事です。次の中期ではカゴメのブランド力を最大限に発揮するコトビジネスへの転換を、社長はもちろん、役員・社員が一丸となって果敢に推し進めて欲しいと思っています。トップが変われば、さらに会社が変わります。新しいカゴメにご期待ください。

会長として「社会課題の解決」に向けた社会貢献活動を進めます

この6年間で各自治体と、健康増進や地域の農産品普及等の包括連携協定の取り組みを進めてきました。様々なステークホルダーと交流してみて、カゴメは「いい会社」だと頼りにされていることを肌で感じます。「みちのく未来基金」に続く、社会課題の解決に向けた取り組みとして、連携自治体やNPOと協働で、子どもたちの食育を支援する活動に着手したいと考えています。


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2020/03/27 12:00:00 +0900
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