第8号議案
定款の一部変更の件(不正融資事件の迅速かつ正しい解決について)〔株主提案〕

1.議案の要領
 不正融資事件は迅速に正しい解決をする旨を定款に定める。

2.提案の理由
 公共性の高い銀行、ましてやプライム市場に上場している銀行が、不動産業者と結託し顧客の預金通帳や源泉徴収票を改ざんしたり、不正融資に深く関与するなど前代未聞であり言語道断である。
 シェアハウス不正融資事件は解決に至ったものの、アパートマンション不正融資事件については全く解決していない。しかも外国人に対しても被害が及んでいることが明らかになっている。アパートマンション不正融資事件の被害は極めて多人数、巨額にのぼる。これを放置してはスルガ銀行にとっても経営に不透明感がいつまでも残り、株主にとっても極めて不利益な事である。よって不正融資事件が起きた場合は迅速に正しい解決をすることが会社の維持発展の為に必要であるのでその旨定款に定める。

【当社取締役会の意見】
反対:当社取締役会としては、以下の理由から本議案に 反対 いたします。
 当社は全ての業務運営において迅速で正しい対応をとるべく努力しており、特に「不正融資事件」のみを取り上げて定款で「迅速かつ正しい解決」を規定することは適切ではありません。また、「迅速に正しい解決」というのは、極めて抽象的な文言で、当社の基本的な準則を定めるべき定款の規定に盛り込むことは適切でないと考えます。


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2022/06/29 13:00:00 +0900
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