本総会の決議事項第2号議案を原案どおりご承認いただいた場合、次のとおり「監査役会設置会社」から「監査等委員会設置会社」へ移行します。
当社は、『三綱領』を企業理念とし、公明正大を旨とする企業活動を通じ、継続的に企業価値の向上を図るとともに、物心共に豊かな社会の実現に貢献することが、全てのステークホルダーのご期待に応えることと捉え、この実現のため、経営の健全性、透明性、及び効率性を確保する基盤として、コーポレートガバナンスを継続的に強化することを経営上の重要な基本方針としています。
この基本的な考え方のもと、当社は、2000年代よりコーポレートガバナンス改革を推し進め、変化を先取り、事業を変革・強化しながら成長を推進する経営・業務執行を実現すべく、取締役会における充実した審議による実効性の高い監督を発展させつつ、企業価値の向上に努めてまいりました。
現行の機関設計において継続的にコーポレートガバナンスの機能を高めてきた中、加速する外部環境の変化への対応力を一層強化し、更なる発展を遂げるため、今般、当社は、「監査等委員会設置会社」に移行することといたしました。これにより、権限委譲を通じて意思決定の更なる迅速化を図るとともに、取締役会における経営方針・経営戦略を中心とした審議を一段と充実させることで取締役会の監督機能を強化・高度化し、企業価値の向上に取り組みます。
当社は、監査等委員会設置会社への移⾏に伴い、⼀貫して取り組んできた「取締役会における充実した審議による実効性の⾼い監督」と「変化を先取り、事業を変⾰・強化しながら成⻑を推進する経営・業務執⾏」を更に追求すべく、以下のとおり、コーポレートガバナンス体制全体の強化を図ります。