当社は、様々な専門性・経験を有する、独立した社外委員を主要な構成員とする、取締役会の諮問機関を設置することで取締役会の監督機能の実効性を高めています。
今般の監査等委員会設置会社への移行に伴い、取締役会の諮問機関の体制を見直すことで、コーポレートガバナンス体制の更なる強化を図ります。
2001年にガバナンス委員会を設置し、以降、内外環境の変化に応じて、その形と審議内容を深化させ、2015年からは、ガバナンス/指名/報酬の3つのテーマについて、一体で審議してきました。
ガバナンス・指名・報酬委員会の審議事項の範囲・内容が、年々拡大・深化していることから、ガバナンス・指名・報酬委員会を「コーポレートガバナンス・指名委員会」と「報酬委員会」の2つの委員会に分け、審議の充実化を図ります。
コーポレートガバナンスの継続的な強化を図るとともに、取締役会による指名プロセスについてより客観性・透明性を高め、公正性を担保することを目的として、全社外取締役が参加し、以下の事項に関し、審議・モニタリングを行います。
宮永 俊一(社外取締役)
秋山 咲恵(社外取締役)
鷺谷 万里(社外取締役)
小木曾 麻里(社外取締役)
立岡 恒良(社外監査等委員)
佐藤 りえ子(社外監査等委員)
中尾 健(社外監査等委員)
垣内 威彦*(取締役会長)
中西 勝也(取締役 社長)
鴨脚 光眞(常勤監査等委員)
取締役会による役員報酬等の決定方針や報酬等の額の決定について、より客観性・透明性を高め、公正性を担保することを目的として、以下の事項に関し、審議・モニタリング・決定を行います。
秋山 咲恵*(社外取締役)
小木曾 麻里(社外取締役)
立岡 恒良(社外監査等委員)
垣内 威彦(取締役会長)
※報酬委員会の委員4名に加え、全社外取締役(社外監査等委員を含む)も参加し、審議・決定を行う。
なお、体制変更前は、ガバナンス・指名・報酬委員会の下部機関として、取締役会長及び社外取締役を委員とした「社長業績評価委員会」及び「サステナビリティ項目評価委員会」を設置していましたが、今般、「報酬委員会」を独立させ、同委員会で社長業績評価及び執行役員報酬のサステナビリティ項目評価について審議のうえ、決定することといたします。
(注)委員については本総会の決議事項第2号議案~第4号議案を原案どおりご承認いただいた場合の構成を記載しています。
産・官・学界の様々なバックグラウンドを持つ海外有識者で構成されており、国際的視点に立った提言・助言を行っています。
委員 | 国籍 | 役職 |
---|---|---|
ハイメ・アウグスト・ゾーベル・デ・アヤラ | フィリピン | アヤラ・コーポレーション会長 |
ジョセフ・S・ナイ | 米国 | ハーバード大学特別功労教授 |
ナイル・フィッツジェラルド・KBE | アイルランド | ユニリーバ元会長 |
ナタラジャン・チャンドラセカラン | インド | タタ・サンズ会長 |
ロッド・エディントン卿 | 豪州 | ブリティッシュ・エアウェイズ元社長 |
ビラハリ・カウシカン大使 | シンガポール | シンガポール元外務事務次官 |
垣内 威彦*(取締役会長)
中西 勝也(取締役 社長)
塚本 光太郎(取締役 副社長執行役員)
立岡 恒良(社外監査等委員)
(注)国内委員については本総会の決議事項第2号議案~第4号議案を原案どおりご承認いただいた場合の構成を記載しています。