第6号議案
定款一部変更の件(IR)

1.提案内容

 定款に、以下の条文を加える。
 「当社及び当社グループ会社ではホームページにおいて掲載したIRの内容を削除してはならない。」

2.提案理由

 当社グループの三菱UFJ銀行(以下三菱銀行とする)では2023年1月30日夜ATMが使用できなくなるシステム障害が発生している。当社の「IRお問い合わせ窓口」で確認したところ、三菱銀行で2021年6月8日夜発生したシステム障害のホームページはお客さまへの対応が完了したことを理由として削除されている。現在当社では投資家が過去のシステム障害への対応をホームページで閲覧することができない状態である。IRの情報は当社の歴史であり投資家は分析をして投資判断に活用している。よって大切な情報であるので過去に発表したIRは勝手に削除をしないで保存するべきである。

〔(会社注)以上は、株主から提出された書面に記載された提案内容及び提案理由を原文のまま記載したものです。〕

3.取締役会の意見

本議案に反対いたします。

 当社は、当社の預金者、取引先その他のお客さま、株主、投資家、社会等の全てのステークホルダーの皆さまに対する情報開示の理念並びに手続及び体制を定め、これに従った情報開示を行うことにより、MUFGグループに関する公平・公正かつ適切な情報開示を実現するとともに、ステークホルダーの皆さまとの建設的な対話を通じて得た知見の経営プロセスへの適切な還元を通じて、MUFGグループの持続的な成長と企業価値の向上をめざしております。
 当社は、上記を目的としたMUFGグループ情報開示方針を定め、IR活動においては本方針を遵守し、ステークホルダーの皆さまがMUFGグループに対する理解を深めていただくために重要又は有益と思われる情報を自主的に開示しております。
 なお、ATM障害といった個別事象についての情報開示は、影響範囲やお客さま対応の状況等を考慮し、影響のあるお客さま向けに正しく情報をお伝えする目的で実施しております。
 加えて、定款は会社を運営するうえでの基本的な方針を定めるものであり、個別具体的な業務執行に関する事項を規定することは適切ではないと考えております。
 従って、定款に本議案のような規定を設ける必要はないと考えます。

以 上


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2023/06/29 12:00:00 +0900
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