第100回 定時株主総会招集ご通知 証券コード : 9509
以下の章を新設する。
第17章 企業倫理委員会に傍聴者の参加を認める
第55条 企業倫理委員会が第三者的視点から見て,正常に機能しているかを確認できるように,株主が企業倫理委員会を傍聴可能にする
北海道電力(株)および北海道電力ネットワーク(株)は,両社が一体となってコンプライアンスを推進するため,北電(株)社長を委員長とする企業倫理委員会(以下,「倫理委」)を設置している。
倫理委は,「コンプライアンス(法令・社内規程・企業倫理遵守)」の徹底や,コンプライアンスに反する事案への的確な対応・再発防止に向けた取り組みなど,ほくでんグループにおける取り組みを円滑かつ効果的に推進することを目的としており,四半期毎に定例委員会を開催している。
コンプライアンス指針には,運営や結果の公正性・透明性を持たせるため「事実」を「包み隠さず」「速やかに」発信し,ご意見を伺うとある。定例委員会議事録は「非公開」になっているが,ホームページ等で公表すべきである。
倫理委が第三者的視点から見て,正常に機能しているかを確認できるように,株主が倫理委を傍聴可能にすることを提案する。
取締役会としては,本議案に反対します。
コンプライアンスの推進にあたっては,当社代表取締役社長執行役員を委員長とする企業倫理委員会を四半期ごとに開催し,当社及び北海道電力ネットワーク株式会社が一体となって取り組みを行っています。
企業倫理委員会においては,コンプライアンス活動の公正性・透明性を確保する観点から,社外委員として外部有識者及び北海道電力労働組合本部執行委員長が,コンプライアンスに反する事案への対応策や再発防止対策について取り組みの有効性を確認しています。
さらに,当社監査等委員(常勤)及び北海道電力ネットワーク株式会社常勤監査役がオブザーバーとして出席し,企業倫理委員会の仕組みが適正に機能しているかを確認しています。
また,社会的影響が大きいコンプライアンス違反事案については,株主・投資家をはじめとするステークホルダーのみなさまに当社の取り組み状況をご理解いただけるよう適時・適切に公表しています。
したがいまして,本議案のような内容を定款に定める必要はないと考えます。
以 上