第22号議案
定款の一部変更の件（ＳＤＧｓを反映した内容を盛り込む件）〔株主提案20〕

１．議案の要領
　定款第２条第５号以下にＳＤＧｓが定める業務を加える。

２．提案の理由
　当銀行は「静岡県ＳＤＧｓビジネスアワード２０２２」に協力パートナーとして参画するなど、ＳＤＧｓに関して積極的な取り組みを行っている。
　よって、以下の業務等ＳＤＧｓの全ての推薦業務を定款に盛り込むものとする。
（１）あらゆる場所で、あらゆる形態の貧困問題を解決することに資する業務
（３）すべての人の健康的な生活を確保し、福祉を推進することに資する業務
（８）すべての人のための持続的、包摂的かつ持続可能な経済成長、生産的な完全雇用及びＳｔｉｍｕｌａｔｉｎｇ　ａｎｄ　ｃｒｅａｔｉｖｅ　ｗｏｒｋ（刺激的で活き活きと働ける仕事）を推進することに資する業務
（１６）持続可能な開発に向けて平和で包摂的な社会を推進し、すべての人に司法へのアクセスを提供することに資する業務
　なお、中古アパマン問題を一括して根本的に解決しない限り、これらの業務を行っていないことになる。

【当社取締役会の意見】
反対：当社取締役会としては、以下の理由から本議案に 反対 いたします。
　当社では、FI（フィナンシャル・インクルージョン）を旗印にした外国籍のお客さまや、シニア層等への金融包摂の取組みを積極的に推進しており、また地元の法人お取引先に対しても、グループ会社・提携先も含む総合力を活かし、経営全般に踏み込んだソリューションを提供しております。さらに、地元社会への貢献として、サイクリングプロジェクトによるサービス業、観光業への支援、未来を担う子供たちに向けた、教育・文化・スポーツの支援、気候変動への対応や豊かな観光資源の保全に向けた取組みなどを積極的に行っております。
　以上のように、当社は真摯にSDGsに取り組んでいるところでありますが、これらの取組みについては、定款の目的に追加しなければ行えない性質のものではございません。したがって、本議案のような定款変更は不要であると考えております。

以　上