第8号議案
定款の一部変更の件(役員報酬及びストックオプションに関する報酬の扱いについて)〔株主提案6〕

1.議案の要領
 不正発生時の役員報酬及びストックオプションに関する報酬の扱いについて定款に定める。

2.提案の理由
 当銀行内は不正の撲滅及び早期解決を過去の教訓とし、銀行として同じ過ちを二度と犯さないように役員一同誓うことを決意し、未来への禍根を残さない力学を働かせることを意図して、役員の任期中に報酬及びストックオプションが発生もしくは継続している場合、それらが解決するまでは支払いを停止することとする。また、後から不正が発覚した際には、遡及して当該報酬額を上限として返納をすることをそれぞれ定款に定める。
 なお、コンプライアンス意識を高く持って業務に邁進していれば不正は発生しないため、当提案を定款に盛り込んでも何も問題はない。

【当社取締役会の意見】
反対:当社取締役会としては、以下の理由から本議案に 反対 いたします。
 当社内で何らかの不祥事件が発生した場合において、その内容、程度、規模、発生原因、関与の有無、監督責任の有無などを全く考慮することなく、一律に報酬の支払停止や報酬の返納を求めることが妥当でないと考えられます。加えて、第212期報告書17頁のとおり、 役員報酬としての株式報酬については、いわゆるクローバック条項、マルス条項を設けておりますし、その余の報酬についても、不祥事件が起きた場合においては、当社取締役会は、委員長及び委員の過半数を独立社外取締役とする指名・報酬委員会の意見を尊重して、役員報酬の減額ないし返上などを決議しているのであって、本議案のような定款変更は必要ないと考えております。


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2023/06/29 15:00:00 +0900
2023/06/22 17:00:00 +0900
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