第213期 定時株主総会招集ご通知 証券コード : 8358

第9号議案
定款第33条の削除の件(剰余金の配当等の決定機関について)〔株主提案7〕

1.議案の要領
 定款第33条(剰余金の配当等の決定機関について)を削除する。

2.提案の理由
 会社法第459条第1項各号は、株式配当など会社法により原則として株主総会で決議されるべき事項を規定するものである。当社は定款第33条を制定することにより、これらの事項の決議機関を株主総会ではなく取締役会に変更している。会社の所有者は株主であることを再確認し、会社法が「原則株主総会で決議する事項」と定めているものは、株主総会で決議するべきである。したがって、取締役会での決議を許容する根拠となっている定款第33条を削除する。
 なお、当社が2023年に業務提携をし、加藤広亮社長が取締役を務めるクレディセゾンは、2023年6月21日に開催された第73回定期株主総会の第一号議案において、剰余金処分についての会社提案の議案が可決されている。

【当社取締役会の意見】
反対:当社取締役会としては、以下の理由から本議案に 反対 いたします。
 今回の株主総会では、会社提案議案として、剰余金の配当等の決定機関について、引き続き、取締役会に権限を留保しつつ、株主さまからのご提案がある場合には株主総会で決定できるよう定款の変更を行うことをお諮りしております。当社では、株主還元の拡充や成長投資への充当などの資本の使途について、株主の皆さまとの建設的な対話の重要性が増していると考える一方で、預金者保護のための自己資本比率規制の遵守等の高度に専門的な判断も必要であることから、引き続き取締役会で専門的見地から判断することも重要と考えており、剰余金の配当等の決定機関を「株主総会のみ」とする本議案は適当ではないと考えます。

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2024/06/26 14:00:00 +0900
2024/06/19 17:00:00 +0900
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